【肩が痛かったので、足をほぐしました】

こんにちは、松本和樹です。
先日、患者さんとの会話で改めて面白いなと思うことがありました。
「肩が凝ったので足をほぐしました」
「腰が張っていたので股関節をストレッチしました」
「ぎっくり腰になりそうだったので、ふくらはぎを伸ばしました」
「寝違えたので脇の下をケアしました」
当院ではよくある会話です。
でも、よく考えると不思議ですよね。
一般的には、
「肩が凝ったら肩を揉む」
「腰が痛かったら腰をほぐす」
という考え方が普通です。
そのため、
「肩なのに足?」
「腰痛なのに股関節?」
「ぎっくり腰にふくらはぎ?」
と思われる方も多いと思います。
ですが、身体は全身がつながっています。
痛みや不調が出ている場所と、本当の原因がある場所が違うことは珍しくありません。
そのことを理解し、日頃からセルフケアに取り組まれている方ほど、
「とりあえず痛いところを揉む」
ではなく、
「原因になっていそうな場所をケアしてみよう」
という発想になります。
そして実際にやってみると、
「ここがすごく硬い!」
「ここをほぐしたら肩が楽になった」
「腰の張りが軽くなった」
ということがよくあります。
最近では来院時に、
「〇〇をセルフケアしていたら、だいぶ楽になりました」
と報告してくださる方も増えてきました。
施術者としてはもちろん嬉しいのですが、それ以上に嬉しいのは、自分の身体と向き合う習慣が身についてきていることです。
当院が目指しているのは、施術を受け続けないと維持できない身体ではなく、自分で整えられる身体です。
不調が出た時に、
「どうしよう…」
ではなく、
「まずはあそこをケアしてみよう」
と思えること。
これこそが、本当の意味でのセルフケアの力だと思います。
肩が痛かったから足をほぐす。
一見不思議ですが、当院ではそれがごく普通の光景です。
そして私は、そんな患者さんが少しずつ増えていることをとても嬉しく思っています。
では!


