【努力は報われるのか?『努力の地図』を読んで考えたこと】

こんにちは、松本和樹です。
先日、『努力の地図』という本を読みました。
手に取ったきっかけは、シンプルにタイトルに惹かれたからです。
そして以前から気になっていた、
「努力は本当に報われるのか?」
という問いに対して、一つの答えをもらえた気がしました。
結論から言うと、
努力は、やり方によって報われる可能性を高められる。
そんな内容でした。
努力には4つの階層がある
本の中では、努力を4つの階層で表現していました。
1階:量の努力
最もイメージしやすい努力です。
毎日コツコツ続ける。
繰り返し練習する。
周りから見ても「頑張っているな」と分かりやすい努力ですね。
2階:質の努力
同じことをするにしても、
・集中できる時間帯に行う
・作業を効率化する
・より良い方法を学ぶ
といった工夫をする努力です。
ただ頑張るだけでなく、「どうすればもっと良くできるか」を考える段階です。
3階:設計の努力
ここから少し視点が変わります。
例えば仕事の質を上げたいなら、仕事中だけ頑張るのではなく、
・睡眠を整える
・食事を見直す
・運動習慣を作る
など、成果を支える土台まで考える努力です。
質の努力を、さらに俯瞰して見るイメージですね。
4階:選択の努力
そして最上階。
「そもそも、この努力は自分が望む未来につながるのか?」
と立ち止まって考える努力です。
今取り組んでいることが、本当に自分の幸せや目標につながっているのか。
別の選択肢はないのか。
目的そのものを見つめ直す階層です。
上の階層ほど偉いわけではない
この話を聞くと、
「3階や4階の努力が大事なんだな」
と思いがちです。
でも、そうではありません。
1階がなければ2階には上がれません。
量を積み重ねていない人には、質を高めるポイントは見えてきません。
質を高めた経験がなければ、設計や選択の視点も持ちにくいでしょう。
ビルに例えるなら、1階や2階がない3階建ての建物は存在しません。
だからこそ、4つの階層はすべて同じくらい大切なのだと思います。
見えにくい努力も存在する
経営者やリーダーの立場の方は、3階や4階の思考をしていることが多いように感じます。
周りから見ると「楽をしているように見える」こともあります。
でも実際には、
・何をやるか
・何をやらないか
・どうすれば全体がうまく回るか
といった見えにくい努力をしています。
店に例えるなら、1階や2階なら周囲から見えやすいですが、3階や4階となると見えにくいですよね。
松下幸之助さんの言葉
本を読んでいて、こんな言葉を思い出しました。
「人より1時間、よけいに働くことは尊い。努力である。だが、今までよりも1時間少なく働いて、今まで以上の成果を上げることも、また尊い。そこに人間の働き方の進歩があるのではないだろうか。」
量の努力も尊い。
質や設計、選択の努力も尊い。
どちらか一方ではなく、積み重ねながら階段を上がっていく、時には階段を下りて初心に立ち返ることが大切なのだと思います。
目標があるのであれば、今の自分がどの階層にいるのかを振り返りながら、目標に向かって一歩ずつ進んでみてはいかがでしょうか?
では!


